星 史彦
ご挨拶
仙台で生まれ育ち、仙台第一高等学校を卒業後、東北大学医学部に進学しました。 医師免許取得後は、八戸市立市民病院にて3年間の外科研修を行い、外科医としての基礎を徹底的に学びました。
私が医師免許を取得した2002年当時は、現在のような初期研修制度が義務化される以前であり、専門分野への早期進路選択が可能な時代でした。その中で私は、将来どの専門分野に進んでも通用する確かな外科的基礎を身につけることを最優先に考え、あえて厳しい環境での外科研修を選択しました。当時は長時間労働が当たり前の時代でしたが、その経験が現在の診療の礎となっています。
外科研修修了後、数ある外科系診療科の中から呼吸器外科を選択しました。呼吸生理学への興味に加え、肺疾患、とりわけ肺がん診療における診断から治療までの奥深さに魅力を感じ、東北大学呼吸器外科に入局しました。入局と同時に大学院へ進学し、臨床診療に従事しながら肺がん関連遺伝子の研究に取り組み、医学博士の学位を取得しました。基礎研究と臨床の両面から肺がんを深く学んだ経験は、現在の診療に大きく生かされています。
学位取得後は、石巻赤十字病院、青森県立中央病院、東北大学病院、仙台医療センターにて呼吸器外科医として勤務し、肺がんを中心とした呼吸器疾患の診療に幅広く携わってきました。東北大学呼吸器外科は、国内でも数少ない肺移植を実施可能な施設であり、私自身も大学病院勤務時には肺移植医療に携わりました。
一方で、これまで一貫して専門としてきたのは、患者数が多く、地域医療において最も重要な疾患である肺がん診療です。 肺がん診療における呼吸器外科医の役割は手術にとどまりません。 私が所属していた東北大学呼吸器外科では、肺がんの「発見」「診断」から「治療」まで一貫して関わる体制が伝統的に築かれており、特に検診業務に深く関与してきました。
私は20年以上にわたり胸部レントゲン検診の読影を行っており、これまでに読影した画像は数十万枚に及びます。肺がんの早期発見において、読影経験は極めて重要であり、この分野には大きな自信を持っています。 また、肺がん診断に不可欠な気管支鏡検査についても豊富な経験を有しています。呼吸器内視鏡学会では指導医および評議員の資格を有し、医師向けセミナーでは講師として、数多くの医師に気管支鏡検査手技の指導を行ってきました。
手術においては、外科学会および呼吸器外科学会の専門医資格を有し、長年にわたり肺がん手術を担当してきました。近年では、患者さんの身体的負担を最小限に抑えるため、胸腔鏡安全技術認定を取得し、単孔式手術やロボット支援手術にも積極的に取り組んできました。さらに、外科治療に加え、抗がん剤治療などの薬物療法にも継続して関与し、がん治療認定医の資格を取得しています。肺癌学会では評議員を務めており、今年度より開始される肺癌認定医制度に必要な暫定指導医の資格も取得しています。
国内外の学会活動にも積極的に参加し、演題発表や座長としての経験を重ねてきました。 また、これまでの診療を通じて、仙台市内外の呼吸器外科医・呼吸器内科医との強固な医療連携体制を築いており、必要に応じて高度医療機関と迅速に連携できる体制を整えています。
これまで培ってきた専門性と経験を生かし、地域の皆さまにとって「身近でありながら、専門性の高い呼吸器診療」を提供することを目指しています。 呼吸器症状や検査結果に関するご相談、肺がんに関する不安など、どの段階でも安心してご相談いただけるクリニックでありたいと考えています。
プロフィール
専門資格等
- 外科専門医
- 呼吸器外科専門医
- 日本胸部外科学会専門医
- 気管支鏡専門医・指導医・評議員
- 肺癌学会評議員
- 肺がんCT検診認定医
- 胸腔鏡安全技術認定制度認定医
- がん治療認定医機構認定医
- 臨床研修指導医
